猫が癌になるとどのくらいお金がかかるの?

ネコの病気

🍀お家の猫ちゃんが癌と診断された皆さんへ🍀

猫の癌がんの治療は、医療費が高額で、しかも動物病院によってその治療方法や請求額もまちまちなので、色々と悩むこともあると思います。

筆者自身も、肺がんになった飼いネコを転院させた際、転院先の獣医の最初の一言が「いくらまで払える?」で、大変驚いた記憶があります。

筆者のそのネコは、その転院先の初診での検査後、待合室に戻ってきたときに血を吐いて絶命してしまったので、皆さんのご参考になる費用はお伝え出来ません。

しかし、本記事では、医療費の統計や体験談を集め、猫の癌治療費用、手術費用の実際を記事にしました。ネコちゃんの体の心配と共に、費用面でのご不安をすこしでも軽減するために、ぜひご活用ください。

INDEX
1.猫の腫瘍医療費平均は年間13万円以上
2.扁平上皮がん 120万円
3.悪性リンパ腫 5か月間 26万2,490円
4.悪性リンパ腫 抗がん剤治療 5か月間 26万2474円 
5.悪性リンパ腫 手術・入院費用約20万円 週1抗がん剤1万~2万
6.悪性リンパ腫 抗がん剤投与日2万円 その他検査日1万円弱
7.眼窩(がんか)の腫瘍(悪性リンパ腫由来) CT検査14万円
8.肥満細胞腫 検査代約2万円 手術入院費20万円弱 
9.乳腺腫瘍(乳癌) 手術代のみで15万
10.まとめ

1.猫の腫瘍医療費平均は年間13万円以上

アニコムが発行する『家庭どうぶつ白書2019』のデータをもとに、ネコの医療費を見てみると、ネコの医療費は年齢を重ねるほど高くなっており、9歳から12歳までの腫瘍をもったネコの平均診療費は年間13万1782円になっています。また、乳腺腫瘍、乳腺腫瘤の手術代の平均は、14万6885円になっています。

これだけでも急な出費となると大変だと思いますが、個別事例をみるとさらに値段がかかるようです。

2.扁平上皮がん 120万円

『ねこのきもちNEWS』2019年6月27日号には、扁平上皮がんになり、総額で120万円ほどかかった東京都 Iさん ココちゃん(メス・享年15才)の事例が掲載されています。

「ココのあごのあたりにしこりができ、扁平上皮がんと診断。できる限りのことをしたくて週3回ペースで通院治療し、4カ月で総額120万円ほどかかりました。」

『ねこのきもちNEWS』2019年6月27日号

3.悪性リンパ腫 5か月間 26万2,490円

2017年6月から、食欲不振、嘔吐、下痢、痩身の為、通院を開始したティアラママのティアラちゃん(享年14才)。悪性リンパ腫と判明し、治療を開始したのは通院を始めてから4か月近く経った頃でした。それまでは「膵炎の疑い」で対症療法をしていたそうです。

しかし、症状が一向に良くならない為、2017年10月東京大学動物医療センターで内視鏡、エコー、レントゲンなど、二日間の検査(15万円)を行い、抗がん剤(ロムスチン 一粒8000円)治療を始めました。

抗がん剤治療は約1ヶ月(ロムスチン1回投与のみ)。2回目の抗がん剤治療をする直前で癌性腹膜炎を起こし、約1週間後に旅立ちました。地元の動物病院と東京大学動物医療センターでの治療です。

4.悪性リンパ腫 抗がん剤治療 5か月間 26万2474円 

Sugaryさんのブログには、悪性リンパ腫になったリュウちゃん(享年15歳)の3年間の癌闘病について詳細に記載されています。抗がん剤治療期間(5か月)の治療費と検査費は26万2474円だったそうです。抗がん剤終了後も、内服薬のみ継続し、薬と診察で2363円(1回/2週間)が必要だったようです。リュウちゃんは3年間の闘病生活後、2015年12月に虹の橋に旅立ちました。

5.悪性リンパ腫 手術・入院費用約20万円 週1抗がん剤1万~2万

2018年12月下旬、悪性リンパ腫(血液の癌)になった猫ふうちゃん(享年2才)は、手術・入院費用で約20万円、その後の週1回程度の抗ガン治療は1回につき1~2万円かかっていたそうです。2019年4月22日、虹の橋を渡っていきました。

6.悪性リンパ腫 抗がん剤投与日2万円 その他検査日1万円弱

2020年3月、悪性リンパ腫の疑いがあると診断を受けたもふもふちゃん(6才)。その治療費は抗がん剤投与日は2万円前後、そうでないとき(エコー等)は1万円弱だそうです。現在も治療中。

7.眼窩(がんか)の腫瘍(悪性リンパ腫由来) CT検査14万円

2018年3月、眼は腫れ、ガリガリになって鼻血を出していたところを友香子さんに保護されたぎんのすけちゃん。初めは、風邪をこじらせているのではないかとのことで、風邪薬を処方されていたものの、病状は悪化。両目が腫れ、顔が変わっていったぎんのすけちゃんを大きな病院で精密検査したところ、CT検査を受けたところ、検査代が14万円かかったとのことです。この検査で、眼窩(がんか、目の穴)に悪性リンパ腫に由来する腫瘍があったことがわかり、4月から抗がん剤治療を受け、7月に寛解したとのことです。

8.肥満細胞腫 検査代約2万円 手術入院費20万円弱 

Nekomimistさんのアメリカンちゃん(享年13才)は、2017年8月に口から泡を吐いて受診、初診から一週間後の8/19(土)に脾臓摘出術。その後は抗がん剤は用いず、順調に回復していましたが、3月9日に再び体調を崩し、制吐剤と点滴などの緩和療法を受けながら、3月下旬まで頑張ってくれたようです。

9.乳腺腫瘍(乳癌) 手術代のみで15万

リュウセイさんのこまこちゃん(享年14才)は2020年6月にお腹に大きなしこりが見つかり、乳腺腫瘍の診断が下りました。手術代だけでも15万円だということだったので、リュウセイさんはクラウドファンディングで手術代及び治療費の資金を募っていました。8月29日に虹の橋をわたりました。

10.まとめ

以上、ペット保険会社の統計やがんになったネコちゃんたちの闘病記から、猫の癌治療費用、手術費用をご紹介しました。

がん治療は、人間と同様に手術代だけでなく、抗がん治療や検査代などもかなりかかり、その病院、治療によってトータル費用もまちまちであることがわかります。

例えば検査代が約2万円のところもあれば、ティアラちゃんやぎんのすけちゃんのように大学病院できちんとした検査を行うと14~15万円かかるようです。病院や検査内容によって、このように大きく幅があることも覚えておく必要があるでしょう。

この記事が、がんにかかってしまったネコちゃんと飼い主さんにとってベストな病院でベストな治療がうけられる一助となりますことを心よりお祈りします。

まねきねこ

まだ目が開かなかった幼い時に、このブログ筆者と駐車場で出会い、筆者を使用人として即時採用。特技は「まねきねこポーズ」をすることと、「お手」の進化版「おあたま」をすること。

筆者プロフィール
もの心ついた時からネコが家にいる家庭で育つ。地域にもたくさんのネコがおり、小学生の時から猫の保護活動を行う。これまで保護した猫は23匹。そのうち8匹とは共に暮らす。東京学芸大学大学院修士課程修了。現在沖縄県在住。

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