「ネコを保護したけどどうすればいい?何を用意したらいい?」
本記事は、捨て猫や野良猫ネコを飼い始めるまでの手順をご紹介することで、このような疑問にお答えします。
目次 |
☑1病院に連れて行きましょう |
☑2エサの用意をしましょう |
☑3ネコトイレとネコ砂の用意をしましょう |
☑4ゲージの用意をしましょう |
☑5飼う心構えをしましょう |
1. 病院に連れて行きましょう
ある日突然、ネコを保護することになった場合、大きな病気やケガ、そして寄生虫がいないかどうかチェックしてもらう為に、まずは動物病院に連れていきましょう。
捕獲機で保護したネコはそのまま捕獲機で、捨て猫の場合は、キャリーバックや洗濯ネットに入れて病院につれていきましょう。
2. エサの用意をしましょう
お腹を空かせているネコを目の前にすると、とりあえずなんでも良いから食べさせてあげたいと思ってしまうかもしれませんが、ネコに与えると危険な食べ物があります。市販の総合食を与えるのが良いでしょう。総合食には、缶詰とドライフードがありますが、ドライフードを食べられない子猫には、子ネコ用の缶詰やドライフードをぬるま湯でふやかしたものを与えたりしましょう。さらに幼い新生児には、ネコ用ミルクをスポイトで与えましょう。
参照:「にゃんペディア」
3. ネコトイレとネコ砂の用意をしましょう
ネコは、砂がある場所をトイレだと認識する本能をもっています。よって、ネコトイレ用の砂とそれを入れる入れ物を用意してやると、多くのネコは、自らそこで用を足してくれます。子ネコや保護猫など、トイレを使ってくれないネコもいますが、トイレのしつけをすることで、トイレを使ってくれるようになります。トイレのネコ砂は、スーパーやホームセンターの他、コンビニで売っている場合もあります。ネコトイレは、大きなスーパーやホームセンターなどで売っています。市販のネコトイレの砂は、紙製、おがくず製、おから製そして鉱物系製の砂などがあります。おから製や、おがくず製は、大変扱いやすいですが、間違えて食べてしまったり、トイレの砂だと認識しない場合もありますので、はじめは鉱物系の砂を使うのが無難でしょう。まだ自力排せつができない子ネコは、ティッシュをねじってこよりにしたもので肛門を叩いて、排せつを促しましょう。
4. ゲージの用意をしましょう
捨てネコを保護した場合、急に用意をするのは難しいかもしれませんが、トイレなどのしつけがきちんと終わるまでは、ゲージで飼うのが無難でしょう。また、野良猫は回虫やノミなどの寄生虫がついている可能性が非常に高いので、病院の指示に従って寄生虫駆除が完了するまで(約2週間程度)、ゲージで生活させましょう。ネコ用ゲージは、ホームセンターやネットなどで販売されています。また、動物病院や動物保護団体によっては、ゲージの貸し出しをしています。保護したばかりのネコは、緊張していると思いますので、ゲージに布を被せるなど、落ち着けるプライベート空間をつくってやりましょう。
5. 飼う心構えをしましょう
一般社団法人ペットフード協会が公表しているデータによると、2019年(令和元年)時点の日本における飼い猫の平均寿命は15,03歳。長生きするネコは20年以上も生きます。また、予期せぬ病気により、通院および介護の必要も出てきます。上記協会同データのよると、平均生涯必要経費は134万円をこえます。それだけの一生を最後まで責任をもって買い続けられるか、お金、住居、ネコの世話などの点からよく考える必要があります。
引用: 一般社団法人ペットフード協会「令和元年 全国犬猫飼育実態調査」
消えかけてしまいそうな命をとっさに助けたはいいものの、一生面倒を見切れない場合は、一刻も早く動物保護団体に相談してください。成猫になればなるほど、譲渡先がなくなり、殺処分につながってしまいます。
出典 NINLISE
以上、捨て猫・野良猫を飼い始める前の手順をご紹介しました。不幸なネコちゃんを助けていただいてありがとうございます。ネコちゃんと飼い主様のお幸せを心よりお祈りします☆
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